しばこは日記 ～柴犬 小春の日常～

小春は基本、人間の言葉をよく聞きます。

自分に有益な情報はなおのこと、よく聞きます。

「お散歩」「行くよ」「車」「いい物」「ご飯」

人間の会話の中で、このフレーズが出てきたら目を輝かせてやって来て

人の視界に入るようにウロウロします。

無視したら実力行使で鼻をツンツンもします。

まるで小春と意思疎通して、喋ってるみたいな母と小春。

「まっててな、すぐ行くから」

言われた小春は玄関へダッシュ。ちょこんとお座りして母を待ちます。けど、母は出かける準備がとっても遅い人。

なかなか来ない母を迎えにまたダッシュ。

『まだ行かへんの？』

母の前で小首かしげてジッと見ます。

「もうちょっと待ってて」

『分かった、待ってる』

再び玄関へダッシュ。

でもソワソワしながら後ろを振り返ったりして。

『お母さん早く！』チラッ

「まっててー」

『早く！早く！』チラチラッ

急かす小春と待たせる母。そんな様子を見守る私。

たまに私に視線をくれる小春ですが、

この家の住人だと認識されていないのであくまでも「お客さん」扱いだったりします。

なので、私が「行こう」「待ってて」と言っても、同じ行動はしてくれません。

母や父、家族だけの特権です。いいなぁ…


*今日の一枚*



神妙な顔で撮影される小春さん。